人間の一生は長くても100年ほどです。平均寿命ということであれば、2017年の統計では、日本人女性が８７・２６歳、男性が８１・０９歳です。
その人生を長いと感じるか短いと感じるか。永遠の時間の中の80年から９０年ということであれば、短い時間と言えます。
しかし、毎日つらいと感じながら生きているのであれば長く感じるだろうと思います。
「人生は短いのだから、有意義に生きるべきだ」と考えるか、それとも人間には魂として永遠の未来があるのだから、たとえ今世は好きに生きていたとしても、次の来世で頑張ればいいから好き放題に生きようよという考えがあるかもしれません。魂は永遠という事を信じない人なら、どうせ人生は死んだら終わりなんだから、好きなことをしてお金をたくさん儲けて、贅沢に生きたらいいじゃないという人もいるでしょう。
中学生時代なら、勉強を頑張らなければいけない時期ですが、勉強は二の次でとにかくゲームや漫画ばかりを見る時間に費やす子もいるでしょう。そういう子は自分の将来のことまで頭が回りません。ただ、目先の楽しさを優先させひたすらゲームに時間を使うわけです。
親の忠言もものともせずゲーム三昧の生活。中学を卒業すれば、次は高校ですが、義務教育ではないので、入学試験というものがあります。
もし、希望の高校に行きたいのなら、遊びたい気持ちに打ち勝ち学習のための努力をする必要があります。結局、人生はどれだけの志をもって、それに向かって努力するかです。
どういう人間になりたいのか。どういう仕事をしたいのか。人生８０年としても、その短い人生をどう料理したいのか、どうデザインを描くのかが大事です。こうしたいというものがあれば、それに向かってただ努力するだけです。
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