公立高校前期試験を合格してこれまでを振り返る
中学3年生の息子が高校入試で困らないようにと、この1年いろいろ応援してきたのですが、これで良かったのか振り返ってみます。
もともと、小学校時代からベネッセのチャレンジ(通信教育)をやっていました。
始めのうちは、子どもも真面目にやっていましたが、学年が上がるうちに、きちんと取り組めない状況が起きてきて、一度やめました。ところが、息子からもう一度やりたいという希望が出たので再度チャレンジを始めました。ベネッセでは、アイパッドを使っての通信教育を勧めてきたので、それを中学より始めていましたが、そのうち、それもやらない状況が続きました。それでベネッセの通信教育を辞めました。
その当時の成績は、それほど良くなく、特に悪いというわけでなく、何とか授業にはついていっているという感じでした。
2年生の冬休みより、ある塾が冬季講座の募集をしていました。我が子は暇さえあればアイパッドでゲームをするかアニメの動画を見ていましたので、塾に行っている間は勉強するだろうと、塾に通わせることにしました。2年生の冬休みよりずっと通っています。
塾が月、水、土とあるので、その前に予習をしてから出席していました。この塾は、春季講座、夏季講座、冬季講座があり、さらには、正月時や日曜日などにも長時間の講座があり、塾に通っている時間は勉強をしていました。
もし、塾に行っていなければ、まだまだゲームと動画漬けだったかもしれません。未だに暇さえあれえば、ゲームや動画を見ていますから。
私が同じ中学生の頃は、クラブから帰ったら学校の勉強だけでした。テレビは祖父の物で自分が見せてもらえるのは祖父が見ないわずかな時間だけでした。
塾に通う事で、勉強時間のどれだけかは確保できたので、それはそれで意味のあったことかと思います。
もし、息子が自己管理できる人間であれば、塾に行かせることもなかったかと思います。
長男については、とりあえず、近くの公立高校に合格できました。これも、3年生になってからの成績の内申書がある程度とれたことが大きかったでしょう。また、インフルエンザになりながらも、作文で何とか書けたことが良かったのでしょう。
「息子はあっけなく合格できた」という事を言っていますが、私はそうではないと思います。
この1年と2か月間、たくさんの努力があったからだと思います。車での送り迎えもたくさん行いました。
息子には、3年生の初めには、少し離れた所にある進学校を期待していましたが、息子の通知表を見ると、それは難しいと感じるようになりました。今回、滑り止めと試験に慣れさせるために2つの私立高校の受験をさせ、どちらも合格する事ができました。今回合格した公立高校よりも私立の方が大学進学実績では良い部分もあるのですが、公立が合格したことで近い高校に決定です。
息子の合格した高校は、進学実績としては私立が多い学校です。クラブもしたいと言っているので、学業と両立することを条件に許そうと考えています。もともと同じクラブだった子も合格したようななので、後は互いに競争意識をもって頑張ってほしいと思っています。
さて、現在中学1年生の次男はどうしようかと思っています。
中学1年生の次男は、4月から7月まで長男と同じ塾に通わせていました。しかし、塾から帰ると、ゲームと動画、テレビの漫画に支配され、長男以下の成績です。
次男も長男と同じ高校を目指しているようです。数十年以前なら、その高校はそれほど入学の難しい高校ではありませんでしたが、最近は、入学するのがやや難しくなっているようです。
次男は、これから心を入れ替えて頑張らないと、そう簡単ではないと考えています。
一番の課題は、やはりゲームとアニメにかける時間が長すぎることです。
長男は、今通っている塾でなくても、面接指導などもっとたくさんしてくれて、授業料の安い塾でも良いと言っています。
塾に通わせるべきか、それとも通わせないでおくか。もし、通わせるならどの時期から、どの塾に通わせるかなど、次男についても考える必要がでてきました。
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