高校で習った因数分解
(a+b+c)(x+y+z)を展開するとどうなるか
ax+bx+cx+bx+by+bz+cx+cy+czとなります。
これを同類項でまとめると、
(a+b+c)x+(a+b+c)y+(a+b+c)z
(a+b+c)でくくると
=(a+b+c)(x+y+z)となって元に戻る。
実は、このことを私が高校生の時にはわかっていませんでした。
展開することと、因数分解することの勉強をしましたが、一度展開したものをもう一度もとに戻すという発想がなかったのです。
最近、息子の勉強を見ていて、昔ならった因数分解について考える機会がありました。
数学というのは、ある意味、神の計算によってできているものです。
不思議なのは、こういう計算が成り立つことがこの宇宙の仕組みとしてあることです。
遺伝子の不思議
私たちの体は約60兆個の細胞からできていると言われています。そして、その細胞の一つ一つの中に「核」があります。
さらに、その核の中に46本の染色体があります。染色体の23本は、お父さんから、残り23本はお母さんから受け継いだものです。
ひとつひとつの染色体はひも状のらせん構造をしたDNAによってできています。
DNAをさらに詳しく見ると、4つの塩基物質の組み合わせでできています。そして、おの塩基の並び方が遺伝情報と言われる物です。
このDNAが偶然に出来上がったとしたらなんと不思議なことでしょう。
しかし、この塩基の並び方も計算しつくされて存在しているとしたら、これを考えた人(神)は、あまりに偉大です。
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