今、日本国内で教師間におけるいじめが問題となっています。
いじめはするなと教師が指導するのに、教師間どうしの中にいじめがあるという話です。
人間、いろいろな人が集まっているのですから、その価値観はそれぞれ違います。
考え方も違うでしょう。しかし、そこに力関係ができて、強い発言力を持つものが弱い立場の人を自分の思い通りに動かそうとする。
こういうことは、例えば家族という中においても、おこるかもしれません。
会社においても起こるかもしれません。
教師というのは、高い倫理観が求められています。そういう世界においてのいじめというのは、許されないことでしょう。いじめをするなという立場の人がいじめをしていたというのでは話になりません。
学校現場がどんな状況にあるのか周りの人はあまり分かっていません。同じ学校現場の人通しでも、他の学校の現状がどのようなのか分からないようです。大規模校と言われるような教職員が多数の学校があれば、小規模校といって、わずかの職員で学校運営をしてる学校があります。また、困難校と言って、生徒指導が大変な学校もあるでしょう。それぞれがその学校独自の大変さをもちながら先生たちは頑張っているのでしょう。私の息子の学校の先生も、土日なのに、クラブ指導のために、学校に来たり、試合に引率されています。一体休みはいつとられるのでしょうか。
学校現場の大変さは外から見ていても大変だなと思います。学校現場がどれだけ大変だとしても、
神戸の今回の先生による先生のいじめは許されないことです。
教員の代わりはいくらでもあるという人がいますが、そうでしょうか。急に担任なりの先生がいなくなって、その代わりの先生が簡単に見つかるのでしょうか。それらの代わりとなる正規教員はもちろんいませんから、講師の先生を募集することになるでしょう。9月からある先生が休むことになったからといって、代用教員を探すとしても簡単ではないと思います。
変わりが見つからないため、教頭なりがそのクラスに入っているという事は多いようです。教頭先生にしても本来の教頭の業務があるのですから、教頭先生も倒れてしまうかもしれません。
校務の大変さによって命をなくされた教頭もいると聞きます。
教員といっても、正規の教諭がいれば、臨時採用の講師という人もたくさんいる世界です。
そういう世界の中でのいじめ。いじめは絶対いけません。学校現場の厳しさを緩和する政策も必要かもしれません。
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