Tiktokというアプリがあります。
このアプリでショート動画を見ると、いつも悪役が出てきます。
主人公がいて、その周りには、憎まれ役の人たちがいます。
主人公をこれでもかというくらいにいじめます。なぜか、中国動画では、相手の顔を叩いたり、ひざまづかせたりする話が多いです。
これらの話では、必ず悪役となる人がいます。視聴者はそれを劇のようにして見ているのです。
悪いことをするのは誰なのか分かっています。悪役を演じる人は、その役があることでその話を盛り上げます。
それは、話の世界なのですが、人間世界でも自分にとっては悪役をしているのかとも思える人がいます。
しかし、それは自分が善で相手が悪と決めたらそういう役回りになります。しかし、真実は別なような気もします。
自分という魂はでこぼこの石です。その石を丸く輝かせるためには、それを磨くものがいります。
自分のような人としてまだまだの人間には、それを磨いてくれる存在が必要なのかもしれません。
つまり、自分にとって悪役と見える人は自分の魂を磨くために用意された存在だということです。
なぜか人間界においては、苦しみは一生ついてくるものなのかもしれません。
私の母は今年94才で亡くなりました。足のケガで入院して20日ほどで亡くなりました。原因は足のケガではなく、栄養摂取ができない体調になっていたためです。これは入院する前から分かっていたことです。そのため、医者からは栄養を補う飲み物を処方されていました。入院する前は、食べたい物を食べていましたが、入院することで病院食になり、食も進まないようでした。そんな母が入院して20日ほどで亡くなりました。
母は去年の11月に脳梗塞の手術をして退院してから今年の6月10日まで約半年生きられました。退院後は自分だけでトイレがいけなくなって家族の介助が必要となりました。母は早くあの世に行きたいと望んでいましたが、まだまだ先のことだろうと思っていました。たぶん、あと数年は生きられると思っていたのですが、入院して20日くらいで亡くなりました。
私の叔母が現在96才で病院に入院しています。叔母は母の姉です。母よりも元気で自分だけでお風呂も入れる人だったのに、今では入院して寝たきり状態です。8月7日から入院して今は12月8日。すでに4か月が過ぎています。
先日見舞いに行きました。寝たきり状態で4か月はつらいだろうと思います。見舞いの人は15分までと病院の決まりで決まっています。いとこが毎日会いに行っているようですが、それにしても叔母も毎日寝たきりで気の毒です。いとこは自治会の役をもらっていて毎日が忙しいそうです。寝たきり状態の親の世話ができず病院で看てもらっているのです。
寿命がこないと何歳になってもこの世に留まらなければいけません。知り合いのお父さんは100才を超えています。痴呆症となって毎日デイサービスを受けているようです。誰かが看ないとどこかに行ってしまうため、目が離せないそうです。
高齢となり、生きているだけで本人も大変なのですが、周りの人もその介護で疲れています。しかし、これが人生です。
健康で年をとり、ある日ころっとあの世に行けるなら本人も周りの人も楽ができるかもしれませんが、そうはいかないのが人生です。
私の母の場合も、1週間のうち、1日のデイサービス、訪問入浴、訪問介護、訪問診療というローテーションで半年過ごしました。そんな日がもっと続くかと思っていたのですが、脳梗塞で倒れてから半年でなくなりました。それが人生なんですね。もし、脳梗塞になったとき、気づくのが遅かったら寝たきり状態は、その時から始まっていたでしょうが、母の場合は運よくすぐに気づいて救急車を呼んだのですぐに手術ができました。
人生にはいろいろな障害と思える出来事が起きてきますが、今、こうやって生きていられることが感謝できる出来事なのかもしれません。

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