誰かからうまい話を持ちかけられたのでしょう。妻が相談があると言いました。
内容は、名古屋の中心地にマンションを中古で購入するという話。
金額も半端な金額ではない。そんなお金があるなら、子どもの教育費や将来のことのために使った方がいい。マンション買って、借金だけ残るだけという発想にはならないようです。賃貸料が入るくらいにしか思っていないようです。
何を考えているのか。「絶対反対」と、言ったら耳をふさいでそれ以上私の話を聞こうとしません。中古物件の相場も知らないし、購入後の維持費についても何も考えていません。私の話を聞こうとしないので、知り合いで妻が信頼している知人に相談し、その人からマンション購入のデメリットについて話してもらいました。妻は、私の言葉より他人の言葉の方を聞くのです。残念ですが。
ネットで「マンション購入の危険性について」調べました。
すると、出るわ出るわ、マンション購入の危険性。
我が家は、現在2002年に建てた家です。今年は2018年ですから16年過ぎたことになります。この近所では、まだ新しい方の家です。その、妻が名古屋の中心地にマンションを持ちたい（そんなお金があるわけでもないのに）という願いはどういうところから出てくるのでしょう。確かに私の住んでいる場所は山の中の田舎です。妻は都会に住みたいと昔から言っていましたので、ここに住みたくないのかもしれません。
マンションを買って自分が住むつもりなのでしょうか。それなら、この家はどうするのか。自分だけこの家を出て住むつもりなのでしょうか。家を買っても、結局ローンと維持費がかかり、自分の首がしまるだけという発想はないようです。
我が子はまだ中学生です。二人の子どもを大学生まで育てるとなるとまだまだお金が必要です。その子たちのための学費を確保しておくことや、これからの生活費のために貯金を少しでも残しておくことの方が大事だと私は考えました。
堅実な生き方の方が安全だと私は考えたのですが、妻の発想は別の所にあるのかもしれません。マンションを買って家を出て行き、そこを自分の住まいとしたいのかも知れません。一応、相談をかけてきたので、妻の思いを察知できました。妻が再び、マンションを購入したいと思う気持ちを持たないように願うばかりです。
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