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ゲーム依存の子と向き合う

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2019年8月、ゲーム依存症が大変だ

ゲームが今やウィルスのように人の心を蝕んでいることに多くの人は気づいているでしょう。特に、お子さんがゲームばかりして勉強をしない姿を見ている保護者はきっと悩んでいると思います。

ゲーム依存症を病気として、世界保健機関(WHO)が認めています。

世界では、ゲームやネット依存症の大変さに気づき国家レベルで対応を考えている国がありますが、日本ではそこまでいっていません。

家族の中にゲーム依存の者がいると、この問題の深刻さに気付くのですが、手遅れにならないうちに国家レベルでこのゲーム依存症に対して手をうってほしいところです。

しかし、それを待っていても国は動きませんので、ゲーム依存症の家族のためにどうすればよいか考えていくしかありません。

ゲーム依存症の症状とは

私の息子の状態を例にします。精神科医などではきちんとした症状をあげ、それを元にゲーム依存症としています。

①起きている時間のほとんどの時間はゲームを触っているか動画を見ている。

②10時間を超えて触っている。

③昼間に寝て、目がさめるとずっと眠たくなるまでゲームをする。朝の4時頃までやっていることも多い。

④勉強をしている時間は1時間もない。

高校1年生の息子がこの状態です。弟は中学2年生。クラブがあるので、クラブ練習があればその時間はゲームを触っていません。しかし、同様に家に帰ってきてから寝るまでゲーム、動画、マンガを見るという生活。勉強している時間はわずか。

私が、子どもの頃は、クラブから帰ってきてゲームをしたことはありません。ゲームそのものはなく、ただ真面目に勉強をしていました。

時代が変わり、ネット、ゲームが主流の社会となって、子どもはゲーム、動画をどれだけでもする環境となっています。

高校生ともなれば、自分の将来を考えて勉強しなければいけない年齢ですが、未来に対する夢もなく、ただ目先のゲームにはまっているのです。

あるサイトによれば、ゲーム依存症の症状は「コカイン中毒」とそっくりとまで言っています。

世界のゲームの人口は約26億人だそうです。ゲーム業界はゲームを「教育的、治療的、娯楽的価値」があると言っているようです。

私は、この言い分を認めません。実際に息子の様子を見ていると、とても教育的、治療的とはいえないのです。このままゲーム依存症のままで終われば、「人生を棒にふる」と危機意識を持っています。

ゲーム依存症のために、大学を休学したり中退している人がいる

大学を休学しているのは、日本人です。大学を退学したのはアメリカ人の22歳の男性です。この人は、大学を中退し仕事も見つからずにいました。食事もまともにとらず、ヘッドセットをつけて1日16時間コンピューター画面を見て、見知らぬ誰かとゲームをしていたそうです。まさに、高1の我が息子が似たような状況です。

ゲーム症の治療法がアメリカの大学でも明らかになっていないとしてます。そのため、アメリカでは、ゲーム依存症の人を治療するところを探すのも簡単ではないようです。

韓国はこのゲームに対して対処法が進んでいる

韓国では、ゲームのやりすぎで死亡している事例があります。以下のようなニュースがありました。

①86時間休まずインターネットゲームを行った20代が、ゲームの途中に倒れた後死亡し、警察が捜査に乗り出した。死んだのは24歳の無職の人です。

②清州市(チョンジュシ)のあるインターネットカフェでコンピューターゲームをしていたソン君(17、高2)が机にうつぶせになっているのを同インターネットカフェの職員シンさん(23)が発見、病院に運ばれたが死亡した。4時間連続プレイをしていたそうです。

③香港では、インターネットカフェで深夜、6時間にわたってオンラインゲームに没頭していた28歳の男性が死んでいるのが見つかりました。長時間ゲームを続けた過労とストレスによる突然死とみられています。

④1日平均20時間ネトゲをプレイの男性(38歳)が死亡しました。

⑤中国で、7連休中ゲームに没頭した肥満男性が最終日に急死したそうです。

⑥韓国で、ネットカフェで13時間にわたりゲームに没頭していた50代の男性が死亡した状態で発見されたそうです。

⑦中国で、徹夜でパソコンに没頭した少女がネットカフェで急死したそうです。

⑧中国で17歳の少年が夜通しゲームをして急死したそうです。

⑨韓国で、19歳の少年が12時間以上ネットゲームで遊んだ少年が急死しています。

⑩中国で3日間飲まず食わずでゲームに没頭した男性が急死しています。

⑪北京のインターネットカフェで3日間ネットゲームをしていて急死しています。

⑫イギリスで、12時間ゲームをしていた男性が死亡。

⑬台湾で、23歳の男子がネットカフェで23時間ネットゲームをし続けて死亡。

⑭アメリカで3日間ゲームをしていた32歳の男性が死亡。

⑮台湾で18歳の人が40時間ゲームを連続でして死亡。

 

テレビ、パソコンを1日4時間以上すると死亡する危険性が2倍になるそうです。これは、ロンドン大学の研究チームが5年間にわたる調査で分かりました。

韓国では国がネットに規制をかけている

韓国では、深夜の0時かから朝6時まで青少年のアクセスを遮断することがゲームのサイトに義務づけられているそうです。ゲーム依存治療施設は政府の助成を受けているそうです。

しかし、日本ではゲームを国レベルで規制することができていません。ゲーム廃人を作る前にネットゲーム規制をしてほしいです。国会議員さん、ぜひ青少年を守るために深夜にゲームができないよう規制する法律を作ってください。

国の動きを待っていても何もしてくれない。

私がしたこと。

①カウンセラーに相談した。

アイパッドの新しい物を買ってほしいと言われ、知り合いのカウンセラーに相談。約束を決め、そのようにするならと10万円もするアイパッドプロを購入。購入した当初は草取りするなど良い姿もありましたが、そのうちに草取りさえなかなかしてくれません。12時以降は触らないという約束も守らず、起きているいるうちはゲームをし続けています。

②警察の相談窓口に相談。

いろいろ調べてくれました。役所にある相談窓口にも連絡してくれました。もし、子どもから暴力を振るわれれば行くことができるが、それは親も望んでいることではないし、こどもの将来にも影響する。役所の窓口も根本的な解決にはならないだろうと役所の窓口の人が言っていたそうです。精神科の専門医にかかった方が良いということで、いくつかの専門医を紹介してくれました。

③精神科の専門医に電話して予約をとりました。

まだ、訪問していません。子ども自身を連れてきてほしいと言われています。本人を連れていくつもりです。

 

 

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