児童相談所にも名前のあがっていた幼児。
警察署も知っていた幼児。
近くの人も気づいていた幼児。
なのに、最後は、死んでしまってからニュースとなる。
こんな話は、毎年ニュースになる。なのに、いつまでも続く。
4歳とか5歳の子が親になりきれない親のために命をなくす。
児童相談所は、適切な対応をしてきたという。
人間の命が亡くなって適切な対応だというなら、そのマニュアルは間違っていたという反省が必要でしょう。
マニュアルはいろいろな場面を想定して、作っているだろうけど、もし、一人の命が虐待によってなくなったのであれば、そのマニュアルの欠陥というべきものです。
人間一人の命が救えなかったことをまずは、謝罪すべきではないでしょうか。
マニュアル通りに進めた結果一人の子どもの命を亡くしてしまったのなら、そこを反省する言葉が必要です。
東北大地震のとき、想定外の大地震で避難所に児童を引率しました。その結果、児童も先生も命を失いました。マニュアルというものは完璧とは言えません。その時の上司の判断も大きいです。どう判断するかで命が救えます。
昔、戦争当時、岐阜県でしたか、ユダヤ人のためにビザを発行してその人たちの命を救ったことがありました。それは、マニュアル通りなら、その人たちを救えなかったでしょう。その人たちを救うために必要なことは何かを当時の担当者が判断しました。
日本国の代表で行っている人です。何かあれば、処分もあったでしょう。
しかし、当時のその人は自分の身分よりも、その人たちの命を第一に考えました。
児童相談所の責任者は特に、子どもの命を救うために、何をすべきかを考えるべきです。
マニュアルは大切ですが、児童相談所のプロなら、子どもの命、ほっておいたらまずいと考えたらすぐに行動すべきです。
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