職業安定所に通帳入りバッグを置き忘れた
私は、以前、職業安定所に通帳入りバッグを置き忘れたことがあります。
職業安定所に弟と用事で出かけ、用事を済ませ帰りの車で15分くら走ってから自分のバックがないことに気づきました。これは、やばい、自分のバッグを職業安定所に置き忘れたと気づきました。バッグの中には、貯金通帳と現金がいくらか入っていました。職業安定所というところは、仕事を探すために行くところです。お金に困っている人もたくさん来ているはずです。もしかして、誰かが持ち去っているかもしれないとドキドキしながら戻りました。
すると、なんと、私のバッグはそのまま私が置き忘れた場所においてあるではありませんか。
だれか私の置き忘れたバッグに気づいた人がいたかもしれませんが、誰も私のバッグを持ち去って行った人はいませんでした。
妻が、財布を免許センターに置き忘れた
妻が、財布を免許センターに置き忘れてきました。その事に気づいていない妻と自宅に帰宅しました。すると、免許センターから電話があり、妻の財布が置き忘れていると連絡が入りました。
誰か、泥棒する気になれば取る事ができたかもしれませんが、誰も持っていかず、免許センターの方が連絡してくれたのです。実は、妻は、以前、中国の警察署で手続をしている時に、財布を取られたことがありました。妻は、これまでも、日本のいろいろな場所で財布を置き忘れてくることがあったのですが、いずれの場合も取られたことがなかったのです。
おれおれ詐欺というように、日本にも人を騙す人がいます。我が家も、何年か前に一度泥棒に入られたことはあります。しかし、多くの日本人は、人の物が取れる状況にあっても、そんなことはしない人が多いののです。
以前、私が大学生の時に、ピザ屋さんで財布を落としたことがありました。その時も、他のグループの人が私が財布を落としたことを知らせてくれました。となりにいた人はずるいことを口走りましたが、その人は親切に伝えてくれました。
私が財布からお金を落とした時に、それを知らせてくれた人もいます。日本人の多くの人は、お金を落としたら教えてくれるし、それを泥棒しようなんて人は数少ないのです。
私も、以前、イスに誰かが置き忘れた携帯電話をお店の人に届けました。日本人の多くは、他人が困ることを我が事のように考え、相手のために動くのです。
全部の人がそうだというわけではありません。やはり、中には人をだますような悪い人もいます。しかし、多くの日本人は人助けをすることを価値あることとして意識しているのです。
人を騙してお金を得るような事をする人はほんの一握りいるでしょう。でも、多くの人は、正直に生きているのです
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