結婚相手がすでにあの世にいるときに約束として決まっていた
これは本当でしょうか。
このことについて、ある人が「約束をして決めてきている」と、ネットで述べていました。あの世にいるときは、魂の成長速度がゆるやかだと言われています。その理由は、あの世においては、波長の合う人と過ごし、快適な環境にいるからです。
この世では、意識レベルや価値観の違う人とが一緒に生活するのですから魂が磨かれる機会が多くなるわけです。ストレスの度合いも比べ物にならないでしょう。
この世に生まれた瞬間から、苦労とストレスは最初からのメニューとして用意されているわけです。
そこで、結婚相手についてどのような相手を選ぶかは、自分の魂を成長させるために最も適した人が選ばれることになります。
しかし、本当に「約束した人」が相手になるのかどうかは疑問です。最近では、国際結婚も多いです。Aさんという日本人とBさんという中国人とかアメリカ人と結婚する場合もあります。もし、結婚の約束をしているなら、わざわざ外国に生まれる必要もないように思います。外国人どうしの結婚となれば、出会う確率が大変低くなります。それに最近は、年の差婚もあると思いますが、そうなると、結婚の約束をしていて、わざわざ大きく年齢を隔てて生まれてくるのかなという疑問もわいてきます。
あえて、約束していた人とめぐりあい結婚するという事実が起きることを理由づけるとしたら、その背後で背後霊の関わりがあったから実現したということもできます。ただ、これも無理やりこじつけたような気もします。
以前、ある本で読んだのですが、夫婦の相手となる配偶者は、過去世においても配偶者だった場合もあれば、兄弟姉妹だった場合もあると書かれていました。また、自分という霊が前世では、今とは違う性で生まれる場合もあると書かれているものもあります。
つまり、今世では、男性として生まれているけれども、前世においては女性だったという場合もあるということです。
ただし、こういうことを書いている人もいます。「前世においてうまくいかなかったから、今世では必ず二人で幸せになるぞと決心をして生まれてきている」と、言うのです。
国際結婚をする人、年の差結婚をする人もいるので、私は、本当に約束して生まれてきているのかについては疑問なのですが、「前世においてうまくいかなかったら、今世では必ず二人で幸せになるぞ」と決心して生まれてきたという考え方は、魂の成長という観点で見れば一理あると思います。
親子の関係もあの世で約束している
これは、夫婦よりありえると思えます。あの世にいるときに、「次に生まれるときには、あなたの子どもとして生んでください。」と、親となる人にお願いして生まれることはありそうです。この場合、両親でなくても、父親か母親かどちらかに縁の深い方にお願いすればいいわけです。
あの世からこの世に生まれるときに、受精のタイミングを見て、そこに魂として宿ればいいから起こりうることです。
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