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夜間中学に通う外国人の姿から学ぶこと

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夜間中学に通う生徒たち

フィリピン、ペルー、カンボジアなどの国から日本にやってきた外国の少女や少年。中には高齢と見受けられる人もいました。

その中でフィリピンの少女は今年18歳になります。その子は母親と14年ほど一緒に暮らしていなかったそうです。母親は日本で働き、母国に仕送りをして子どもを育てたようです。3年ほど前に帰国したときに、寂しさのために茶髪に染め生活が荒れている姿を見て、このままでは良くないと日本に呼び寄せたということです。それから日本の夜間中学に通い勉強するようになりました。

少女は、母親が苦労して働く姿を見て、改心し一生懸命勉強するようになりました。

夜間中学に通いながら、毎日2時間は勉強をしていると言っていました。また、母親を助けるためにスーパーでのアルバイトの面接にも行っていました。

この少女も、もしフィリピンにいて母親の仕送りだけで生活していたら荒れた生活をまだ続けていたでしょう。日本に来て母親の働く姿を見て、生活が変わったのです。母親は言っていました、フィリピンにいたとき「さびしい時、やさしくされたらそちらへいってしまう」と。少女が母親がいなくてさびしかったときに、やさしく声をかけてきたり接してくれたのがそういう仲間だったのでしょう。

日本にきて、目的意識をもち、一生懸命勉強する少女は最初の頃10点しか取れなかったのに、今ではほぼ満点が取れるようになっていました。

母親もそんな娘の姿を見て涙を流して喜んでいました。

日本語の成績が悪かった少女の成績が上がった

この少女はカンボジア出身です。本国への仕送りのため、仕事が忙しく家に帰ってから勉強する時間がきちんととれていない状況でした。フィリピンの少女は毎日2時間勉強していたのに対して、この少女は1週間に2時間くらいしが勉強できないと言っていました。そのため勉強が思うように伸びなかったのです。

先生から補習を進められました。仕事も減らし勉強に時間を当てるようにしたのです。そうするまでには、いろいろ悩んでいる期間もあったようです。

カンボジアの少女がそのようにしたのは、周りの子たちの頑張りに触発されたり先生たちの応援があったからでしょう。

その結果、クラスで2番目に良い成績がとれるようになりました。

厳しい環境にあって学ぼうとする人には、良い結果がついてくるものです。

 

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