私の息子(高校1年生)は、学校から帰って寝るまで(深夜の2時、3時まで)ゲームばかりしています。
これまでずっと、注意してきましたが無駄でした。
ネットで、「ゲームばかりする子への対処法」について検索しました。
すると、
「子供がゲームばかりで勉強しないときの対策5つ」
というサイトを見つけました。
このサイトでは、主に次の5つの方法を紹介していました。
①ゲームを強制する。
②自発的に勉強する子どもに育てる。
③自分自身が理想の姿を見せる
④ゲーム以外に夢中になるものを見つける
⑤ゲームを好きなだけやらせてもいい
このサイトの中でなるほどと思う部分は次の言葉です。
「禁止されると興味は増す」
「ゲームばかりするな」ということを言っていますが、この言葉は間違っていないと思います。これは100%するなと言っているのでは、勉強もきちんとしなさいという意味を含めています。そうは言っても、この言葉を聞いた息子は「禁止している」と、受け止めているでしょう。12時以降はさわらないという約束のもと、購入し契約書を結んだにもかかわらず、全然約束を守っていません。
結局、禁止されて興味が増しているのでしょう。
- 禁止されたら余計にやりたくなる
- 強制されたら余計にやりたくなくなる
人間の行動原理ということで、禁止すればするほど、ゲームに夢中になるということだそうです。
あまり勧められないそうですが、「強制されたら余計にやりたくなる」という法則を使って、逆に「ゲームをやれ」と、強制するといやになるかもしれません。
「勉強もするな」と、命令されれば逆にやるかもしれません。でも、そういうと、その言葉をそのまま受けてしないことも考えられます。自分にとって都合の良い言葉は受け止めるということもありますから。
「勉強しなさい」というと、勉強をしなくなる
「人間は、自発的にやりたいと思う生き物です。他者から強制されたり命令されたりしたことをやりたいとは思いません。」とも書かれていました。
「ゲームを取り上げたり、隠したりといったことも、子供から恨みを買ってしまい、ますます子供は親の話しを聞いてくれなくなる。」とも書かれていました。
ゲームを隠すということも、何度もやってきましたが、主体的に努力することはありませんでした。
自発的に勉強させるには
このサイトでは、くどくどと説教することは逆効果だと言っています。
「怒れば怒るほど、子供は親が自分のことを理解してくれないと考えるため、関係はどんどん悪化していき、最終的にはグレてしまって不登校やニートの予備軍になる」とまで言われています。
我が家はこれです。今の所学校には行っていますが、遅刻寸前の状態です。
夜中にゲームをしていて朝ぎりぎりまで寝ていて、家を出るのが遅いためこういう状態です。このサイトでは、「勉強している姿を褒めて理解者となる」ことを勧めていましたが、そもそも、勉強している姿が見られませんので褒めるタイミングがありません。
そのサイトの言うように「悪い方を見てそこを指摘するのではなく、良い方に注意を向けてそこに言及」できれば一番良いことは分かっています。
いろいろな方法が紹介されていましたが、なかなか書かれている通りにいかず、最終的に次の内容でいくしかないのかと思っています。
ゲームを好きなだけやらせる
どれだけ注意をしても聞けないのですから、本人が好きなだけさせるという方法です。
「ゲームに熱中している子どもの方が将来かなり有望」とも書かれていました。私は、かなり有望かどうかは疑問ですが、親がどれだけ言っても辞めないのですから、仕方ありません。1日ゲームをしている時間は10時間を超えている現状です。
ゲームをするなといえば言うほどよけいするのであれば、その反対をいくしかないのかと思います。
個別懇談会をひとつの転機とする
7月16日に高校の個別懇談会がありました。
そこで、担任の先生との話し合いをしました。先生も大学をめざし高校時代にクラブをした後に日々3時間ほどの勉強を毎日していたという話を聞きました。
息子が勉強に打ち込めない理由は、大学に入りたいという動機が弱いためです。目的意識がないため、日々だらっとした生活をしているのです。先生との会話で、夏休み中の生活をどうするかいろいろアドバイスをもらい、約束もしました。このことがきっかけとなるといいなと思います。
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