シルバーバーチが教えてくれています。
「シルバーバーチ」とは誰なのかについて知りたい人は私のサイトや別のサイトで「シルバーバーチ」について述べられているのでそれを参照してください。
彼はこういうのです。「燦々と太陽の輝く穏やかな日和には人生の教訓は身に沁みません。魂が眼を覚まし、それまで気づかなかった自分の可能性を知るのは時として暗雲垂れ込める暗い日や、嵐の吹きまくる厳しい日でなければならないのです。」
「すなわち動物的進化の段階の名残りである下等な欲望や感情もあれば、あなた方の個的存在の源泉である神的属性も秘められております。そのどちらが勝つか、その闘いが人生です。
地上に生まれてくるのはその試練に身をさらすためなのです。人間は完全なる神の分霊を享けて生まれてはいますが、それは魂の奥に潜在しているのであって、それを引き出して磨きをかけるためには、是非とも厳しい試練が必要なのです。」
つまりこういうことです。
人間は、人間として生まれたときに、動物的欲望や感情を有するのだけれど、内なるものとして神の分霊をやどしている。人間は、人間として生きるとき、欲望や動物的感情がわき出すけれども、それを克服して神の心を出せれるよう努力することによって魂の向上が図られる」ということです。そのために、苦難はどうしても避けられないということです。
なんのために、神様はそういう仕組みを作ったのでしょう。
それは分かりません。神が人間を創造したとき、どういう意図があってそうしたのか。
神はより高い価値を求めているのでしょう。ただ、人間を苦しめるためにそうしているのではないはずです。
いかなる苦難もそれ相当の価値あるものが人間に与えられるはずです。
私は、早期退職してしまったため、お金の金額で言えば何千万円ものお金を失いました。
そのため、いろいろな金銭的苦難を味わいました。家族関係もそれが原因となり、いろいろ経済的マイナスが生じ、生活にも影響しました。
しかし、これも、もしかして自分の人生の計画に入っていたのかもしれません。
シルバーバーチは次のように言っています。
「霊性を悟ることは容易なことではありません。もし容易であれば価値は有りません。その道に近道は有りません。王道は無いのです。各自が自分で努力し自分で苦労をしなくてはなりません。しかし同時にそれは登るにつれて喜びの増す、素晴らしい霊的冒険でもあるのです。」
人生は、苦しみがあって当たり前なのです。人間は皆苦しみを背負い、それと向かい合い生きるように神が仕組んだのです。
人間は結局、死んでこの世のお金財産をもっていくことはできないのです。
持って行けるのは、この世における体験や記憶だけです。
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