私の自治会はいなかにあります。
10軒ほどの家を一つの単位として組長が存在します。自治会の組長会では、10ほどの組長が集まり毎月組長会を開きます。
私は組長に今年はなりましたので、組員から出されて意見を組長会で発言します。私の組では、
毎月定例で集まりません。組員の声は、配り物があるときに聞きます。そういう声を聞けば、組長として組長会でその伝え役として発言します。
ところが、そういう発言をすることを自治会長は良しとしません。つまり、組員から出た言葉でも、それを組長が斟酌して組長会に出せという考えです。組の中で定例に会議を行っている組ならば、組ととしてまとめて出すことも可能でしょうが、私の組は定例会を持たず、組からの声は組の配り物を配っているときに言われます。そのため、その意見を私の一存で握りつぶすということはどうなのでしょう。その組員から出た発言が良いとか悪いとかはそれをうけとめる側によって良くも悪くもなります。たとえ少数意見だとしても、そういうふうに思う人がいるのだから、そうかと受け止めるのが上に立つものだと思うのです。ところが、自治会長という立場にある人がそれを組長の判断である意味おさえろというわけです。
お酒の席で自治会長からこの言葉を聞いたとき、それは少し違うのではと思いました。
自治会長にとっては都合の悪い意見かもしれませんが、そう思う組員がいるならそれはそれとして聞く事が大事だと思います。自治会長の言い分だと、自分が聞きたくない発言を組長が判断して発言するなというように聞こえます。
正直、その自治会長は弱いと思う人に対して強圧的な態度を取ることがあります。本当に人の上に立つ人というのは、下部組織の声を大事にするものだと思います。
選挙によって選ばれた自治会長です。しかし、私の自治会において自分がやりたくないので、自分以外の誰かにさせればよいというところもある自治会です。自治会というものは自治会長、副自治会長、会計、組長で成り立っています。上部三役は選挙で選ばれます。組長はそれぞれの組の順番によって決まります。選挙のある年は、自分が三役にならないことをほとんどの人が願います。
人の上に立つ人は、やはり尊敬できる人であってほしいと思います。
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