世界主要都市で東京がトップ
スマートフォン通信料金が世界主要6都市の中で日本が一番高いそうです。
これは、総務省が2018年9月19日に公表した平成29年度の電気通信サービス内外価格差調査からわかりました。
以下、1カ月のデータ利用量が20ギガバイトのスマホの月額利用料です。東京7022円、ニューヨーク6975円、ドイツ5049円、ソウル5009円、パリ2460円だそうです。
これが、データ利用が2ギガバイトで比較すると、ニューヨーク5990円、ソウル3504円、東京2680円です。
このような状況に対して、官房長官は料金の値下げに言及しています。総務省も通信料の値下げの方向をさぐっているようです。もちろん、携帯電話会社にとっては不利益になるのでどのような反応があるのか今後の様子を見ていきたいと思います。
端末の購入費用を含めて考えると世界3位
しかし、端末となるスマートフォンの購入費用を合わせて考えると、日本のスマホ料金は世界で3位だそうです。
ただ考えなければいけないのは、その国々における物価や給与の金額における、携帯電話使用料の割合です。
給与収入の何パーセントが通信料となっているかによって、その感覚も違ってきます。
携帯電話会社は儲けた利益をどのように使っているでしょう。例えば、ソフトバンクは、海外の大企業を買収し、10兆円単位のお金を世界と投資していると言われています。
個人の収入は決まっています。通信料金が増えるということは、食品・自動車・家電・保険・衣料・医療・住居など他の産業に廻るお金が減るということです。
費用を抑える工夫
日本では、契約会社を変更したら携帯電話機を安くするなど各会社が競争しているという状況があります。通信料が安くなれば、大変ありがたいです。消費者としては、どのような契約プランをとればいかに安く使用できるか知恵をしぼることで1年にかかる通信料を抑えたいと思います。
コメント