鎌田實さんという人物について知りました。
この方は、お医者さんで、作家でもあります。
この方の生き方から学ぶものが多いです。
ウィキペディアから簡単に紹介すると以下のようです。
①1歳で養子に出され、37歳になるまで自分が養子であることを知らずに育った。
②東京医科歯科大学を卒業後、諏訪中央病院に医師として勤務。
③チェルノブイリ原子力発電所被曝自己の患者の治療に協力。
④イラクの4つの小児病院へ毎月300万円の薬を送る。
⑤東日本被災地支援に力を注ぐ。
その他、幅広く活躍されているすごい人です。
その鎌田さんが「にもかかわらず」という言葉の素晴らしさを教えてくれています。マイナスな出来事をプラスに考えられる言葉なのです。
たとえば、
「がんにもかわわらず~」
「60過ぎているにもかかわらず~」
「みんなから冷たい目で見られているにもかかわらず~」
「貧しい生活にもかかわらず~」
「目が見えないにもかかわらず~」
このように、現状がどうあれ、それにもかかわらず~と考えていくが大事なのです。
この方は、がんばらないことについても述べています。
私は頑張ることは大事だと思っています。鎌田さんの「がんばらない」は次のような意味があるようです。以下「講演会講師派遣サイト」より一部引用
がん患者に対し「がんばらない」闘病を提唱し、がんと共存し自分らしく生きることを勧めます。「がんばらないけど投げ出さない」という感覚が大事だとも話されます。
「頑張る」という事が「努力する」という意味であれば、これはこれで良いと思います。でも、がん患者には、別の発想もあるのですね。
中学生や高校生が勉学に頑張ることは必要です。しかし、どれだけ親が勉強しなさいと言っても、本人に自覚がないと勉強はしません。鎌田さんの場合は、勉強したいと親に頼んだときに、勉強はしなくて良いと言われたそうです。私の親子関係とは反対です。子どもは勉強したくなれば自分からするものでしょう。ただ、大人になってからあの時勉強しておけば良かったと思っても遅いのですが。
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