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稲作ができることを喜ぶ老人

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水難災害によって、米作りができなくなった地域の方が、ようやく復旧して再び米作りができるようになった話です。

その68才の方が語った言葉。

「今までは、米作りは、えらいとだけ思うだけだった。しかし、米作りができてうれしいとこの歳になってようやく分かりました。」

田んぼで米作りをすると、その作業がつらいということがあるでしょう。その時は、既に田んぼがあり、そこで米を作るための労働があるわけです。

しかし、集中豪雨によって田んぼが流され土石で埋まって米作りができなくなってしまいました。それが、復旧作業によって、土石が取り除かれ再び田んぼができ、そこで米作りができたことを上のような言葉でその人は話したのです。

これを聞いて私は、この言葉は自分の人生にも言えることだと思いました。

現役で50代の時に仕事をしていたとき、この仕事がつらいので、早く辞めたいと思いました。自分にはこの仕事は向いてないなどと考えました。30年以上もその仕事をしていたのですから、あと数年定年まで頑張ればやれないことはなかったようにも思います。

しかし、当時は定年までの4年間を残して辞めてしまったのです。

そして、再び、同じ職種の仕事にたずさわるようになって、今年の3月には再び辞める予定でした。それが、上司から頼みもあってまだ仕事を続けています。これも、この8月頃には、辞めることになっています。

ところが、最近私の考えが少しずつ変わってきました。

つらい、ストレスがたまるという仕事ですが、この仕事をもっと続けても良いと思う気持ちがわいてきたのです。

それが、冒頭の話と通じるものがあるのです。

「米作りの作業はえらいだけのものだと思っていたが、この歳になって、米作りができて良かったと思うようになった。」

と、いう話です。

人間にとって、えらい、つらい、ストレスを感じる事は避けたいと思うのが普通の人の考えです。ところが、そのえらい、つらいということを感じてもその仕事ができたことの喜びがあるということです。その辛さを体験しますが、労働によって収入を得るなどの利益を得られるわけです。

中には、ボランティアで人のために無収入で働く人もいます。何に喜びを感じるかは人それぞれなのです。

人生
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