今日は土地問題について話題とします。
実は、私のような地方のいなかに住む人間であっても先祖から譲り受けた土地があります。
同じ自治会に住むある人の家のとなりに私が先祖から譲り受けた土地がありました。
私が小さいころに祖母がその畑の世話をしているところを見て覚えています。
ところが、その畑の隣に住む家の人が家に入るための道路を作りました。そこで、私には、何の連絡もなく道路ができたので、後日、その家の人に私の土地があったはずだがどうなりましたかと問いました。その人は、その場所は崩れてなくなったと答えました。崖のような場所にあった狭い土地なのでそういうこともあるかもしれませんが、それなら道路を作るときに私にひとこと伝え、あなたの土地は崩れてなくなったので、そのとなりの私の土地内に道路を作るから了解してほしいと言ってほしかったと思います。私はそういう了解がなかったので、もしかして、私名義の土地をつぶしてそこに道路を作って、崩れたということにしたのかもしれないという気持ちを少なからず持っています。
今となってはわからないので、なんとも言えません。役所に確認すると、仮に崩れたとしてもそのくずれた場所があなたの土地としてあるという返事でした。
さて、昨日、その土地の持ち主が我が家を訪問してきて次のように伝えました。
県に傾斜地の工事を依頼したら、そこに私の由水があったので、その了解をとってくれないと工事にかかれないと言われているので了解してほしいというのです。
かつてあった私の土地内には、少し離れた田へ水を引くための由水があったのです。
県は由水の権利のある私の了解がないと工事に入れないという状況のようです。
私の自宅の裏が傾斜地のため、何十年か前にブロックの工事をしてもらいました。それで、そのブロックをした場所はもともとは私の家の所有物でしたが、工事をしてそのブロックは県の持ち物ということになっています。
それと同様に、もし、その工事がされるなら、私の土地名義の場所に工事がされるのであれば同様の状況になるのかもしれません。
ただ、崩れたという場所なのかどうかは今となってははっきりしません。
となりに他人が所有する土地があるのなら、その隣の人の許可を得て道路を作るという手順を踏んでいれば、私が疑いの思いを持つこともなかったのにと思います。
自分が同じようなことがあれば、自分の土地の隣の人の許可を得ながらその土地の境界でもめないよう考えて行動すべきだと学びました。
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