2011年3月11日東日本大地震が起きました。
アメリカ軍は当時「トモダチ作戦」を実行しました。
海兵隊の皆さんが仙台空港復旧支援をしてくれました。
沖縄にいた海兵隊が横田基地に行き、仙台に向かいました。自衛隊が求める手助けをするためです。使用不能の仙台空港を再開させ、救援物資の輸送など自衛隊と協力して進めてくれました。
当時、日本人が苦境の中にいても平時と全く変わらない日本人の整然として姿に海兵隊の人は驚いたと言っています。
アメリカの海兵隊の人が次のように言っています。
「日本の文化は並外れている。物資を積んだヘリが到着しても、誰も走り寄ってこず、整列して礼儀正しく受け取る。決して、争ったりする行動をとる人間が一人もおらず、救援物資を受け取る際には涙でありがとうと感謝を示す人ばかりだった」
東日本大震災から2日後の3月13にちに、米韓合同演習に向かう途中だった、アメリカ原子力空母「ロナルド・レーガン」は日本から1300キロ離れた太平洋上から日本に向かったのです。この行動は、正式決定し命令される前に艦長と司令官の2人の独断で決定したそうです。
その応援にかけつけてくれた海兵隊の人たちの中には、原子力発電所の放射能の影響で病気になっている人がいることも聞いています。
今、アメリカはコロナウィルスによって、世界で最も感染者の多い国となり死者数も多いと聞きます。
アメリカは日本のように国民皆保険ではないようです。
アメリカの国民のコロナウィルス感染者と死者数が多いことはいろいろな要因があるのでしょうが、本当にお気の毒です。日本も今まだ他国の支援ができるほど余裕がある状況ではないのですが、人類にとって苦しみは決してマイナスではない。苦しみを超えるために神が与えてくれた慈悲だととらえこの困難を乗り越えていきましょう。
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