シルバーバーチが取り越し苦労について次のように語っています。
地上生活に何一つ怖いものはありません。取り越し苦労は大敵です。生命力を枯渇させ、霊性の発現を妨げます。不安の念を追い払いなさい。 |
(シルバーバーチの霊訓1-73)
どうやら、「取り越し苦労」は大敵なようです。「取り越し苦労」とはどういうことをいうのでしょうか。「確実に起きるかどうかわからないことを、あれこれと悪い方に想像して心配すること。」を取り越し苦労と言います。
将来のことについて、どうなるかわからないのに、悪い方を予想し、心配することが取り越し苦労なのです。例えば、受験生なら、滑ったらどうしようと思い悩むことです。それより、合格することを信じて、ひたすら努力する方が合格する確率は上がるでしょう。
イメージは力です。良いイメージを描くことで、良いイメージの事柄がかなうように世界は回り始めます。もし、すべったらどうしようと思うなら、一応滑り止めとして、私立の高校を受験しておけばいいのです。滑ったら滑ったでそのことが自分にとって必要な出来事だからやってきたと思えばいいのです。
シルバーバーチは次のようにも言っています。
思い煩ってはなりません。心配の念はせっかくの援助の通路を塞いでしまいます。私はいつも取り越し苦労はおやめなさいと申し上げております。心配の念は有毒です。悪気を生み出し、それがあたりを取り囲みます。陰湿な雰囲気で包まれてしまいます。その状態になると霊の力も突き通せなくなります。 |
(シルバーバーチの霊訓9-65)
霊的な視点から見ても、「取り越し苦労」は良くないのです。私はどちらかというと心配症なのですが、シルバーバーチに言わせれば、「有毒」を自分で作り出しているようなものです。守護霊なりが援助の光を与えようとしてもそれを通さないバリアーをはるようなもののようです。
自分には、明るい未来が待っていると信じて頑張りましょう。
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