世の中には、自己犠牲に対してマイナスイメージをもっている人がいますよね。
自分の損得を考えないで人の幸せを第一に考える発想では幸せになれないと言う人がかなりいます。
多分ですが、自己犠牲を義務感でとらえていては良くないことだと思います。
誰かの役に立ちたいと思う心は否定されるものではないと思います。
今の社会、利己主義こそ、普通だという人もいると思いますが、できることなら、人の役に立つ生き方をしたいと思う人もかなりいると思います。
簡単な例を挙げます。バスや電車でお年寄りに席を譲る行為を考えます。
自分は疲れているのだから、席に座りたいという思いがあるとします。その時、ご老人とか障がいをもつ人が側にいたら、あなたはどうしますか。
自分は健康だから、その人に席を譲ってあげたいと思いますか。それとも、自分も疲れているのだから、自分が席につこうとしますか。
疲れているといったって、その電車やバスに乗っているいる時間は1時間以内だとします。そのくらいなら辛抱できる時間です。
地震や大災害においてボランティアに出かける人もいますね。昨年有名になったスーパーボランティアという方は、寝泊りもすべて自分の車で済ませ、一切人の世話にはならないというスタイルでした。
自己犠牲というのは、自己満足になってはいけないと思います。ただ、ひたすら人を助けたいという思いで行うならその行為は尊いと思います。
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