今日は、長男の卒業式でした。
私は、本当はその卒業式に出席したい思いもあったのですが、仕事の関係で休みがとれず、
妻が卒業式に出ました。
義務教育最後の卒業式です。幸い長男は、高校入試に合格していましたので、晴れ晴れとした気持ちで卒業式を迎えられたと思います。
息子にとっては、高校入試というのは人生における、最初の試練です。
妻の友人の息子が高校入試に失敗して、1年間高校への入学が遅れたということがあったので、長男が困らないようにと2年生の冬休みから塾に通わせました。
アイパッドで、動画とゲームに明け暮れる息子には、何か強制力が必要だと感じ、塾に通わせたわけです。
通知表は、卒業式前日にもらってきていました。中学1年生と比べると、大きく伸びた成績になっていました。中学3年生における努力は大きかったのかもしれません。
私は、卒業式に出られなかったので、妻が携帯で撮った写真や動画でその雰囲気をかすかに感じ取ることができました。きっと、今日の一日は息子たちにとって大変意義深く、人生で心に残る出来事だったと思います。
妻から「家族のみな様」という手紙を渡されました。学校でもらったようです。息子が家族に向けて書いた手紙です。
その手紙には、家族に対する感謝の思いが書かれていました。「将来は親孝行をしたいと思っていて、育ててくれた分のお金は成人してから返したいと思っています。今はまだ、親に頼ることがあるけど、いつか自律できる人間になります。」と、いう言葉がありました。
お金のことは別に返してほしいと思っているわけではありませんが、そのように思ってくれているならうれしいと思いました。特に「自律できる人間になる」ということを心に思っているのならそれで良いと思いました。人間は自律することが難しい存在です。それを目標とするなら、できるできないはともかく大切な事だとおもってうれしく思いました。
私は、妻からは感謝されたことはありませんが、息子から少しでも感謝されているのなら、それで良いと思います。
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