中学生を卒業した息子が最新アイフォンを欲しがっていました。
中学生の多く（どのくらいの割合かは分かりませんが）が携帯電話を持っている時代になりましたが、我が家では携帯電話は持たせていませんでした。その代り、アイパッドを持っていたので、ゲームや動画、ラインなどはそのアイパッドですることができました。
最新機種を欲しがる息子ですが、最新機種を購入するとなると、毎月の機種維持費が１万円ぐらいになるらしいのです。そこで、夫婦が使っていた携帯電話のお下がりとか、あるいは新規契約でも６Sなどの機種なら月々の費用が安く押さえられるということで、そちらの方を模索していました。息子が納得しないのなら、私が古いタイプの機種でも良いからと、言っていました。
一旦はそれで折り合いがついたのですが、最近また、最新機種が欲しいと言いだしていたのです。ところが、妻と携帯電話を販売するショップに出かけ、いくつか回っているうちに、６Sの機種を契約してきました。どうやら本人も、ショップの人とやりとりする妻と同席していて、最新機種でゴリ押しするタイミングを逃してしまったようです。
本人が望むなら私は古いタイプの携帯でもかまわないのですが、とりあえず、高額な契約でなくて助かります。
ところが、この話続きがあります。
一旦は、妻と携帯電話ショップに出かけ、妻の「とりあえず」という言葉で、契約に納得していた長男でしたが、また最新の携帯電話が欲しいと言い出しました。
その後、今まで携帯電話を持っていなかった、同じクラブで同じクラスメイトの子が最新式のアイフォンを購入したことをラインのやり取りでわかったからです。
自分は、今まで、いろいろな物を我慢させられてきたと、言うのです。例えば、学生服。妻の友人が譲ってくれたために、学生服は友人のお下がりでした。小学生の頃に、彫刻刀で使っていなかった物があったのでそれを持たせたことも心に残っているようです。携帯電話は、自分の友達の中の多くの子が持っていると、言います。
その、友だちで今回最新式の携帯電話を買った友だちも、自転車については、そのお姉さんのお下がりだと聞いています。
長男にしたら、３年間我慢したのに、買ってもらえるのは６Sという古いタイプで、納得がいかないわけです。
確かに、長男の気持ちになれば、分からなくもないです。妻が以前、今度買う時には最新式を買うと言っているからです。
一度契約すると、１００日ほどは機種変更ができないらしいです。そこで、しばらく待って、さらに新しいバージョンが出たときに買ったらどうかという提案です。
子どもの気持ちも考えて、時期が来れば、最新式を買う事も考えています。
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