人生は誰だって、喜びと共に行きたいものです。
ところが、人生は思うように行かないことがあるものです。
神は宇宙を創造し、人間を創造したとき、人間には霊的成長することを目的に生きるようにしました。
最初から霊的に、高度な状態として地球に誕生させてはくれませんでした。
人間の幼子を見れば分かるでしょう。小さいうちほど、わがままで自分中心で、相手のことを思いやる心はまだ未熟です。保育園、小学校と進むうちに教育を受けながら人としてどういう生き方は良いのかを学んでいきます。
明治生まれの祖母は学校も通えませんでした。しかし、人間社会で生きると、どうしても自分勝手な生き方ができないようにできています。他との関係を考え、共に生きるにはどうしたら良いかを考えて成長します。自分中心の生き方は、他とうまくいかなくなるのです。学校へ行く行かないに関わらず人間社会で生きれば、必ず他の人との関係において自分中心な生き方の間違いを正されるのです。
神は、自己中心的な生き方を良しとはしません。同じ人間同士が、どうやって生きればより人間らしく生きられるかが分かるように仕組んでいるわけです。
夫婦の間、親子の間においても、精神的に磨かれます。特に、家族内となると、我がままがよけい出やすい状況となり、大変です。帰って他人同士の方が相手への気遣いもあって、よりよい人間関係が結べることもあります。
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