あおり運転をした人が逮捕された事件
高速道路であおり運転をして、殴りかかった人が逮捕されました。
さらには同乗していた女性も逮捕されました。
このニュースは連日テレビで放送されているので皆さんもご存知でしょう。
被害者がドライブレコーダーを設置していたので、その時の様子が映像として流され国中に知らされました。
外国では、あおり運転によって終身刑という国もあるようです。
あの映像を見た日本人は「あおり運転」の恐ろしさを痛感したと思います。
被害者は前の車を追い抜こうと追い越し車線に入った。その後ろから来た今回のあおり運転の男はそのことに対して割り込んできたと逆上したようです。その人はこれまでにも、他の人に対してあおり運転をしているようです。たまたま、そのあおり運転の前に出ただけで逆上したようにも思えます。
不思議なのはとなりに乗っていた女性が携帯電話で、被害者の様子をビデオ(写真?)に取りに加害者より先に降りてきて撮影していることです。
被害者の男性を怖がらせるためなのでしょうか。
この二人は日本に住む国民を敵にしてしまいました。
この映像を見て誰も、加害者に同情する者はいません。あおり運転をして、しかも暴力を振るう人に対して誰が同情するのでしょう。警察も全国指名手配をして逮捕するところまでいきました。
ドライブレコーダーはあおり運転されたときの証拠となる
私はドライブレコーダーを車に設置していません。理由はお金がかかるからです。しかし、今回のような事件があると、ドライブレコーダーをつけていれば、万が一被害者となったときの証拠となります。今回の被害者はドライブレコーダーをつけていたことで泣き寝入りせず警察も動いてくれました。
去年でしたか、同様の事件があり、その時には夫婦が亡くなり同情していた娘さんが生き残るという事件がありました。
その時にも、私はドライブレコーダーを買うかどうか迷ってオートバックスに見に行きました。
結局お金がかかるためドライブレコーダーは設置しませんでした。
しかし、今回のような事件が起きると、またドライブレコーダーを購入する人が増えるかもしれません。
ドライブレコーダーを設置している事を知ったあおり運転の人は、それ以上絡むことを辞めて立ち去るという事例もあるようです。
テレビでは、全ての車にドライブレコーダーの設置を義務付けるべきだという意見を放送していました。確かにそれができれば、もっとこのような事故は減るでしょう。
もしかして、自分もあおり運転をしていないかという反省
自分の前を走る車が大変遅く走っていることがあります。しかもその車線は追い越し禁止の黄色車線です。朝の通勤時間でもう少しスピードを上げてほしいときあなたはどうしますか。
もしかして、その車の車間距離を十分とらないでぐっと近づけて走ることはありませんか。
制限速度40kmの所を前の車が30kmでゆっくり走っていたら、おそらくイライラしてその車に近づくと思います。自分の後ろにはたくさんの車が並んで走っています。
こういう場合でも、前の車に近い距離で走ればあおり運転と言われるかもしれません。
私が経験した割り込みの車
2車線の道路でした。左側の道路は2つ目の信号で左にしかいけません。右側の車線はそのまま直進する車線です。
その事を知っている私は、右側を走っています。右側の車線は直進する車と右折する車の両方が並んで走っています。なのでたくさん車が並んでいるのです。左側の車線を走る車は右側に並んでいなくて、自分を追い越して急に右側に割り込んでくるのです。そういう車が何台もあります。
左側を走れば、どんどん前にいけるのですが、二つ前の信号になると、急に割り込んできます。
後から来て、ずっと前から並んでいた車の前に割り込んでくるわけです。
こういう状況になったときに、自分はきちんと並んで順番を守っているのに、後から来て、信号直前、あるいは信号を過ぎてから割り込んでくるのはどういうことだという思いを持ちます。
何度もされて相手の車にきちんと並びもしないで、ずるいではないかというような思いをもったことがあります。
そこで、ある日、私も左車線を走り信号を過ぎたところで右車線に入りました。後ろの車からしたら、急に割り込んできたという思いをもったことでしょう。
私は大変後味の悪い気になりました。
これまできちんと並んでいたのに、何度も割り込まれていやな思いをしたので、今度は自分が左車線を走り、途中から右車線に入るという事をしました。
後ろの車からパッシングされました。
このことから、私は、こういうことはすべきでないと反省しました。今日も、左車線を走っている車が私の前に割り込んでくる車が4台程いましたが、真似したいとは思いませんでした。
少しでも早く帰りたいという気持ちは分かります。しかし、割り込むことで自分が得した気持ちになっているかもしれませんが、きちんと並んで待っている人の気持ちまで理解ができない人なんだなと思えました。
われ先にと、自分だけの損得を考えることが霊的にどれだけ値打ちがあるのかという視点が大事だと理解しました。
さて、外国では危険運転をすると終身刑もあるということです。罰金どころではないのです。
今回テレビで何度も放送された加害者は外国なら終身刑かもしれません。
みなさんは、自分を守るためにどんな手段をとるのでしょう。ドライブレコーダーをつけるのも方法ですね。
僧侶まであおり運転をしてそれがビデオで放映された
この事件は2019年の1月に起きた事件のようです。
僧侶が運転する車が左側から出てきて、それを危ないと感じた後方から来た人が危ないじゃないかという意味でパッシングをしました。それに対して、僧侶はパッシング(ライトを一時的につけて相手に知らせる)されたことに対して腹を立て、何度も急ブレーキを踏んでいやがらせをしたという事のようです。
パッシングとか、クラクション(音を出す)は、された方とした方でとらえ方が違います。
パッシングやクラクションをされた人の思い。
①後ろの車に迷惑をかけたかな?
②どうして、ここでパッシングするのだ。私を入れさせたくないのか。
パッシングされた相手は、迷惑かけたかと反省するならいいのですが、逆に、何でここでパッシングするのだ。喧嘩を売っているのか。
そういうふうにとられたら、あおり運転を次にされるかもしれないという覚悟が必要です。
後続車としては、無理に割り込まれてあぶないと思っているかもしれませんが、相手が反省するか、逆に切れて向かってくるかはわかりません。
アンケートによると、普段はおとなしい人でも、こういう場面になってムカッとなる人は意外に多く、パッシングするという行為に出る人も多いようです。
車を運転しているときに、自分の感情を押さえられないという人もかなりの割合でいるようです。
自分の身を守るためには、どうしたらいいのか、車社会のこの世の中では考えていく必要があります。
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