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聲の形(こえのかたち)の映画を見て

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こんにちは、すーさんです。

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今日久しぶりに感動する映画を見ました。

映画の題名は聲の形(こえのかたち)と言います。山田直子監督による長編アニメーション映画です。もともとは2016年9月17日公開ですが、テレビで2018年9月2日に放送されました。原作は大今良時による漫画「聲の形」です。

6年生の時、友人と仲よく遊ぶ石田将也。そこに聴覚障害を持つ西宮硝子が転校してきます。硝子が石田を中心としていじめられることになり、後に転校することになります。その後、石田は、大きくなってた石田は再び硝子に出会うことになります。その時には、石田は自分のしたことを後悔して「自分がしたことは自分に跳ね返る。自分は罪を背負い、罰を受ける必要のある人間である。」との気持ちを抱きます。中学・高校に上がっても友人を一人も作ることもなく、ただひたすら孤独に過ごしていきます。映画では、石田の周りの同級生の顔には×の印で顔に貼られています。石田は周りとは関わりがもてない状況になっています。高校3年生になった石田はこれまでの人生を清算するため、自殺を決意しますが、硝子と出会って石田の人生はさらに変わっていきます。

石田は硝子と花火を一緒に見に行きますが、その後、硝子がベランダから飛び降りようとするところを助けます。しかし、その時、石田が逆にベランダから落ちてしまい、入院します。その後、石田は病院で目がさめ、硝子がいつも魚にえさをやる場所に行くと、そこに硝子がいます。その硝子に「君に生きるのを手伝ってほしい」と伝えるのです。

これを見て、私は、人間は汚い部分があるけれど、後悔し反省してからより良く生きようとする石田の姿こそ、人間として生きる事の意味があると感じました。

石田は小学校時代はいじめっこでしたが、その後自分を反省し手話も覚えるのです。

この映画でハスの花を思い出しました。

ハスは泥の多い沼地に生えます。しかし、葉や花は汚れをしらない清浄な美しさを保ちます。ハスの地下茎は蓮根(レンコン)です。ハスの花は蓮華です。蓮華は清浄・聖性の象徴として称えられています。そのため、阿弥陀如来像の台座は蓮の花をかたどった蓮華座となっています。

人生はこのハスのように、日々の泥のような生活の中から、失敗し、苦しみを味わうのですが、反省し努力して、ハスの花を咲かせるのです。

この主人公が特別に素晴らしい生き方をしているというわけではありませんが、自己反省し、かつていじめた硝子にやさしく関わり、最後は硝子の命を救うところまで成長します。

人間界は、高級霊から見れば、陰気くさくて息苦しいところかもしれませんが、人間は魂が幼いから苦しみいつかハスの花のようにきれいになると思うと、こんな人間を素敵に思えるのです。

人間は、確かに欲望だらけで汚いところが一杯あります。でも、そんな中でも苦しみもがき努力する姿からきれいなものを生み出そうとする、そんな姿を神は長い目で見ているのではないでしょうか。

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