人間に必要なものは何か?
人間にとって、この世で生活をするためにまずお金が必要だと思うのは誰しも同じだと思います。収入を得る事によって、食べ物を買い、衣服を買い、税金を払い子どもを育てます。そのため、お金なしでは生きていけない現実があります。
働けない人も、国や地方公共団体の援助を得てお金を手にして生きています。そのため、人間は生きていくために収入を得る手立てを考え、生きています。
シルバーバーチは物質的なっものに対して次のようなことを言っています。
「地上で欲しくてしかたがなかったものよりも、地上で得た知識、地上で身につけた叡知の方がはるかに大切である」(シルバーバーチの霊訓12-165)
シルバーバーチはお金が不必要とは言っていません。しかし、本当に大切なものは、物よりも、地上で得た知識、叡智と述べています。これらは、肉体がなくなっても永遠に自分の心に残るものです。
さらにシルバーバーチが大切だと語るものは、地上にいる間の次の行為だと言います。
「愛・情愛・無私の行為だけが永遠の資質となるのです。魂が携えて行くのはそれだけであり、それによって魂の存在価値が知れるのです」(シルバーバーチの霊訓2-91)
自分が行う行為において価値のあるものは、「愛・情愛・無私の行為」だと言います。これは、理解できますが、愛ある行為、無私の行為を行うことは実は利他愛の心を育てないと難しいです。毎日の小さな実践から始めましょう。
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