日本の歴史を振り返って
縄文時代 狩りや漁をしていた(1万2千年ほど前)
弥生時代 米作りが行われるようになる
卑弥呼が中国に使いを送る
古墳時代 大和朝廷が日本統一
飛鳥時代 遣唐使、大化の改新、聖徳太子
奈良時代 平城京、古事記、日本書紀、東大寺、聖武天皇
平安時代 平安京、日本風文化、藤原道長、紫式部、清少納言
鎌倉時代 源頼朝、元軍、北条政子、時宗
室町時代 足利尊氏、義満、義政、金閣寺、銀閣寺、応仁の乱、日明貿易
安土桃山時代 織田信長、豊臣秀吉
江戸時代 徳川家康、参勤交代、鎖国、百姓一揆、ペリー
明治時代 徴兵令、西南戦争、不平等条約解消、日清戦争、日露戦争
大正時代 社会運動、米騒動
昭和時代 満州事変、太平洋戦争、日本国憲法
平成時代 阪神淡路大震災、東日本大震災
日本人の霊性はどうでしょうか。こういうことを聞いたことがあります。現在に日本に生まれている人の多くが「再生の人生」を歩んでいるという話です。
再生とは、前世において、地上に生活していた人が再びこの世に生を受けて生きているということです。
日本という国は、かつては礼節を重んじる国でした。現在においても、その伝統はある程度引き継いでいますが、レベルが下がった部分もあると思います。利己的な部分を主張することが多くなったと感じることもあるのです。
戦争があった時代には、自分の命さえも差し出して国のために戦った人たちがいました。私は戦争は反対です。ただ当時生きていた人たちは、自分の命さえ国のために捧げなければならない環境におかれていたのです。
今の社会は、個人主義が強くなり自己主張も強くなりました。自己を主張することは必要な場面もあり否定するものではありません。しかし、自分だけの都合を最優先させるとトラブルも多くなります。
最近は学校教育で道徳が重要視されてきています。自分本位な生き方でなく、自分自身の自立と、他者理解に基づく正しい生き方が求められています。
日本人の価値観は、かなり高レベルだと思います。大震災が起きても助け合い順番を待つ姿は海外からも賞賛されています。これは日本の国民性や教育によるところが大きいと思います。自衛隊が海外で貢献する姿も評価されています。現地の人と共に働く自衛隊員が尊敬されていると聞きます。外国における救助活動において死者が出た場合に、死者にたいする礼儀正しい姿に感動したという話も聞きます。これらは、日本人の人というものに対する見方が霊性の高さから来ているように思います。もちろん、同じ日本国民でも、自己本位な生き方をしている人もいます。
例えば、道路にゴミを捨てていく心は霊性の低さを物語っています。先日中学生とボランティア活動としてゴミ拾い活動をしました。その1週間前に地域をあげてゴミ拾い活動があったばかりなのであまりゴミはないだろうと思っていたのですが、わずか1週間の間にかなりのゴミが出ていました。空き缶、たばこの吸い殻、ペットボトルなどありました。
ゴミを捨てる行為は、自然を汚すだけではなく、自分自身の心さえも汚すのです。きれいな魂にくもりをつけるようなものです。
その意味において、前回紹介した、イギリスの通学路のゴミを拾い続けた少女はかっこいいです。「ゴミ少女」とまでいわれていじめられた少女は周りから何と言われても、ゴミを拾い続けました。
私は通勤の途中で、時々、歩道の草を抜いている人を見かけます。あの人もボランティアで草を抜いているのだと思います。
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