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全てのできごとに損も得もない

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人間は、この世を生きていると、損したと思う事があると思います。

私にもあります。例えば、こんなことがあります。

ある保険会社の勧誘の女性が職場にきました。それで、貯金していても、利息が低いから、自分の保険会社の保険に入れば、貯金以上の利息がつくと言われ、貯金していた100万をおろし、その保険に入りました。そして、かれこれ200万以上その保険会社に払ってから、その保険会社が会社更生法の対象となり、その保険会社の名前はなくなり、アメリカの会社の名前になりました。

私は、それ以上、その会社の保険に入っていたくなくて、それからしばらくしてその保険会社を辞めました。200万以上の損害がでました。その保険会社に入らなければ200万以上の貯金になっていました。

また、こんな事がありました。私の妻に渡したお金がだまされて200万ほど失いました。

また、こんな事もありました。先祖の残した土地でしたが、祖父が口約束だけで済ませたため、本来は自分の土地だったのに、400万ほどの損をしました。裁判すれば私が勝訴すると思いましたが、同じ先祖が残した土地だったので、祖父の弟の子どもになる親戚の言うがままにして、争うことはしませんでした。他にもあるのですが、こうやって考えると、お金にすれば数百万損しています。

しかし、神の目から見たら、きっとこれらの事は気にする事ではないのだと思います。

この地球上のものは自分の物のように思っているのですが、実は神からの借り物だからです。この世にいる間は、一時的に自分の物のようになっていますが、結局は神からの借り物だからです。

この肉体でさえ、神からの借り物です。死んであの世に自分のものとしてもっていくことはできません。

神が人間に願うことは、「霊性の成長」です。この世のお金は、生きている時にあると便利ではありますが、それが全てではありません。神が望むことは、霊性の成長であり、愛ある行為のできる人間になることです。

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埋め合わせの摂理というものがあります。

埋め合わせの摂理とは、この世でいわれのないことで損失を被ったとしても、それを霊的なレベルで埋め合わされるという考えです。本当は無くすものは何もないのです。

詐欺によって人の苦労した財産をだまし取った場合、また、騙された人について

テレビで、80歳くらいの女性が2000万円ほど騙された話が放送されていました。気の毒に騙された女性は、周りからも責められ自殺まで考えたそうです。

まず、騙したほうについて。騙したほうは組織的に行っていました。末端の18くらいの少年少女は深く考えず、お金をもらうために利用されるのです。結局その騙した子たちも後になって苦しむのです。一番上層部の人は、一番大金をせしめるのですが、結局、その人たちは80という老人からお金を騙したということで、大変な罪を背負うことになります。警察に捕まらなかったとしても、神様はきちんと摂理を用意されています。神の摂理に反する事をすれば、それ相応の結果が待っています。因果応報の原理です。人を騙して苦しめたら、苦しめた分だけは償わなければなりません。それは、きちんと摂理が行います。

80歳の騙された人はどうなるでしょう。家族から責められ自殺まで考えていたようです。

騙される方も悪いという人がいますが、私は、騙された人を悪く言うのは良くないと思います。原因があるから結果があるとしても、騙された人に対して騙される方も悪いというのは気の毒です。高齢になれば、それが詐欺かどうかを判断することは難しいでしょう。欲のためではなく、家族のために何とかしなければと動く心を騙す人間は利用するのです。

私はだまされて無くなったお金が戻れば一番良いと考えますがなかなかそうはいかないと思います。2000万円というお金は、一生かかってためたお金かもしれません。神はそのような人にどのような摂理を用意されているでしょう。「埋め合わせの摂理」があると思います。

だまされて無くなったお金は本当に悔しい思いでしょう。人生80年かけて、やっと残せたお金かもしれません。年老いた老人が今後も生きていくための生活費でしょう。

神は、そのような人を見捨てる事はないでしょう。埋め合わせの原理によって慰められると思います。

 

 

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