年金をいつからもらうのが良いか
年金をもらう年齢になると、いつからもらえるのか、いくらもらえるのかが気になると思います。
生年月日で、本来なら６５才から支給される年金が６５になる前にもらえる人がいます。
また、繰り上げる事で６０才まで早くすることができます。また、反対に７０才まで繰り下げることができます。
繰り上げれば、支給額が下がってそれが死ぬまで続く。反対に繰り下げれば、支給額が上がってそれが死ぬまで続くという仕組みです。
繰り下げた場合には、いろいろなデメリットがありますが、とりあえず現金を手にすることができます。いつまで生きられるか分からないからと繰り上げる人もいます。実際に私の父は６０才で死にました。しかし日本の平均寿命が８０才くらいですので、長く生きれば繰り下げた方がメリットもあります。年金問題で２０００万円不足するというニュースが話題となっています。
働けるうちは働くという考え方
やはり、今の時代、働けるなら、できるだけ働いて掛金を納めることが国のためには役立つのかもしれません。子どもは少子化でだんだん減っていきます。
しかし、この年金という問題は、ケースバイケースです。
６０過ぎて他に収入がなく、貯金もない人は、繰り上げてでも現金がほしいというところでしょう。しかし、貯蓄もあり、当面の生活に困らないのであれば、６５才まで待つか、繰り上げてもらう金額を上げるのも方法です。
また、加給年金という制度があり、ある一定条件をクリアしている人は、加給年金をもらうことができます。この加給年金をもらえる年齢というのも生年月日によって異なります。
年金をもらえる資格ができて、働いていると年金が減額されたり全額カットされたりする場合があります。しかし、ネットで検索すると、いろいろ裏ワザがあるようで、働いていても年金をカットされずにもらえるという方法もあるようです。私の場合は、仕事の関係でその裏ワザは使えそうにありません。使える人は使ったらいいかもです。その裏ワザがどんな方法であるかは、ネットでいろいろ検索して探してください。
私の場合は、もともと今年退職するつもりでいました。そして、来年からもらえる「特別支給の年金」というものを期待していたのですが、実は、その金額というのは多くありません。中学生と高校生をもつ家族４人が生活できる金額ではありません。貯金を切り崩しても何年もつだろうという世界です。
私が定年前に、早期退職を決意したとき、妻が反対するのは当然です。それも過去の話ですが。
加給年金をもらうか、フルタイムで働くか
さて、私は、加給年金という制度を利用すると年金額が少しアップします。しかし、そのアップの金額を足したとしても、今している仕事をフルタイムでもらう年収に勝つことはできません。
フルタイムで働けば、年金の２倍近い金額（税込、保険代金などこみ）がもらえます。もし、年金だけとなると、そこから国民保健（家族分）やその他もろもろの支出が出て、生活が苦しくなるでしょう。
今年の３月時点では、今の仕事を退職することを決意していましたが、最近は、今の仕事が続けられるならもっと頑張ってみようと言う気持ちになっています。
その理由はこれからの年金の支給額と支出のバランスから考えて大変だと理解しているからです。また、今している仕事で後輩の仕事を見ていると、もっと私が社会に貢献できるのではないかと思えてきたからです。
私は、３０年以上この仕事を続けていて、一応いろいろなことを見てきています。そのため、今している若い世代の仕事にどこが欠如しているのか見えるのです。その知識と経験はまだまだ今の仕事で役立てられるのではないかと思えてきたのです。
この７月から９月で今の仕事は退職となるのですが、私が希望すれば、今の仕事を別の職場で続けられる可能性があります。
年金問題が国会でも話題となり次の選挙の争点となるかもしれない時世です。私なりに考えた結論は、やはり隠居はまだ早いかもしれないということです。６０過ぎても、働ける環境があるなら働いて社会に貢献することが大事ではないかと思います。それが、自分自身の経済状況を良くし、家族を守れるのです。
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