農協と5年契約で建物共済に入っていました。
退職した時に1年農協に預けていました。利息が良かったので、1年だけ預け、引き落とすことにしたのです。
ところが農協は、そのまま退職金を引き落とすより、建物共済を一括振り込んで「むてき」という建物共済に入る事を勧めてきました。
当時は、貯金をしていても利息も付かないので、その話に乗りました。理由は預けたお金より増えるという建物共済でした。普通は預けた金より、共済分が減ると思いますが、当時は、まだ、災害も多くなくて条件が良かったのです。今年12月に満期が来ます。利息がついてかけたお金が戻ってきます。
ところが、12月が過ぎると、建物共済がなくなるので、農協に問い合わせました。すると、今度は、年間10万以上のお金が減っていくことになりました。
最近、災害が多く、保険会社はその保証金を払う必要があり、掛けた金額より、保証分が減るのでしょう。
1年間で10数万円かけることになります。5年間で数十万円をかけ棄てることになります。もちろん、もしものときには、その保障があるのですが、何もなければその数十万円を捨てることになります。
自動車の場合は、日々運転しているので、交通事故に合う確率も高いので、入っておかないと、万が一の時に困ります。
建物共済も、何もなければいいのですが、万が一火災や地震で家をなくすことがあれば、住むところに困るので入らないわけにはいきません。
農協は、建物共済と動産の共済について提案してくれました。
最初に、いくらかのお金をおさめ、毎年いくらかの掛金をかけ、満期がくると満期金がもらえます。しかし、その間は年間十数万円の掛金を払うことになります。農協の場合は、満期金というものがあることが特徴です。
私は、掛金が多いので、いろいろついている特約についてそれを外せばもっとやすくなるのではないかと思い聞いてみました。その結果次のことがわかりました。
①自動車保険のようにオプションを変えられない。
②保証金額を下げて掛けると掛金が安くなる。
例えば、3000万保障を2000万保障とか1000万保障とする。
(保証金を下げれば、万が一の時、今の家が3000万円だったとしても、2000万とか1000万円まで補償されません。)
③掛け捨てタイプだと、掛金が低くなっても、火災だけしか保証されない。農協の「むてき」の場合風水害や地震に対する補償がありますが、それらはついてこない。
私は、車を3台所有しています。1台は、妻が軽自動車に乗っています。1台は、私の軽トラックです。もう一台は普段はほとんど乗らない大きな車です。
これらの車の全部に保険をかけています。毎年この3台に税金を払っています。この3台には車検があるので、2年に一回は車検をします。さらには、生命保険も毎年引かれます。
このように日々の生活をしていると、保険代というものはかなりの割合をしめるのです。
衣食住を満たすために、人間は生きています。今年は台風被害が大きく、家をなくされた方もいるでしょう。そう思うと、建物共済に入っておくことも必要です。
ところが、その建物共済に入るには、毎年たくさんのお金をかけなければなりません。
お金もちは、保険に入らないと聞きました。私はお金持ちではありませんので、保険に入ることで万が一に備えるしかありません。
いくらの掛金の保険に入ると良いのか、自分が払える範囲で考えたいと思います。何の保険に入っていないのも怖いので、この家が建て直しできなくても、せめていくらかの足しになる程度の保険に入ろうかと検討しています。
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