人間は順調に行っている時には、自分を振り返ることは少ないようです。
思い通りにいかない場面に出くわしたときに、「どうして、自分はこんなに苦しむのだ」
と、振り返ります。
息子(長男)は、取りあえず順調に希望の高校に入れました。
ところが、息子はそれほど勉強に関してもっと頑張らねばという思いがないようです。
だから、今楽しいゲームから離れられません。私とかわした約束さえも今では守りません。
約束さえ守らないのは、社会のルールのいろはを知らない未熟者です。
いずれ、社会に出れば、今の甘さに気づくことになるでしょうが、本当はもう気づいてほしいです。
昔戦争があった時代の青年は、明日の命がどうなるかわからないから、もっと人生を真剣に生きていたと思います。
今の息子を見ていると、悲しくなりますが、どれだけ言っても、「縁なき衆生は度し難し」なのです。
人生において苦難や苦労こそが人間を成長させるきっかけとなると、最近気づきました。
神様は人間の弱さを最初から分かっていたのでしょう。人間が真に、霊性にめざめ、向上心をもって頑張るように困難や苦しみを用意されたのでしょう。
人生は思い通りにいかないから修行の場となるのです。
人間に労働が用意されたのは、人間が学ぶためです。
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