高校2年生になる息子の過剰歯の手術を終えるまでのいきさつについてまとめておきます。
歯の矯正のために歯医者にかかるまで「過剰歯」という言葉を私は知りませんでした。
過剰歯を見つけられなかった一つ目の歯医者
私は並びが良くないことで苦労したため、息子にはそんな苦労をさせたくないと、小学1年生の頃(もっと前からかもしれません)から歯医者にかかり、歯の矯正を始めました。
歯の矯正の仕方は、マウスピースを口にはめ、ねじを回すことで歯の移動をさせて矯正するという方法です。当初20万円ほど払いました。
これをずっと、高校1年生まで続けていたのですが、マウスピースをきちんと息子が装着しないこともあってか、なかなか治りません。
歯医者は半年ほど装着休止期間を設けました。半年ほどして、歯医者に歯の矯正を話すと、他の歯医者にかかっても良いと言われました。その歯医者でさらに続けていくのか、それとも他院に変わるかの選択をせまられました。
よく歯の矯正というと、ワイヤーをつけて矯正的に歯を移動させる方法をとると思いますが、その歯医者は、マウスピースを使って移動させるという方法をとって治すという方法をとるのです。
今から考えると、その歯医者はワイヤーを使って歯の矯正をする技術がなかったのかもしれません。
他の歯の矯正をしてくれる歯医者を探す。
一つ目の歯医者が他の歯医者にかかるならと2つの歯医者を紹介してくれました。
インターネットを使ってそのどちらの歯医者も調べましたが、歯の矯正にかかる費用が80万円から100万円と高いことや、駐車場が不便で家から遠いため、行くことをやめました。
他にないかと、知人がかかっている歯医者などいろいろ調べましたが、矯正のためにかかる料金はやはり高いものでした。
妻が、見つけた歯医者は、妻の問い合わせに対して、小さい頃からかかっているなら受けるけど、高校生になっている息子は受けられないと断られました。
私は、他にいい歯医者はないかとインターネットを使っていろいろ調べました。
やっと、見つけた歯の矯正として良い歯医者
この歯医者はネットに料金から歯の矯正への見通し、体験者の例などがたくさんありました。
私の家から25分くらい車で走れば行ける場所にありました。
その歯医者に予約をいれました。
レントゲンをとって院長先生と話をしました。
すると、過剰歯の存在を知らされました。「過剰歯」などという言葉を今までは聞いたことがなかったのです。
簡単に言えば、必要のない余分な歯が埋もれて隠れて存在するということです。
それがあると、歯の矯正にじゃまな存在となり、きちんと歯の矯正が進められなということです。
歯の矯正治療にかかる費用には、どのワイヤーを使うかによって値段が違うことやマウスピースを使っての治療もあることを教えてもらいました。
しかし、その過剰歯を抜かないと歯の矯正が始められないと言われました。
それを聞いた時には、その歯医者さんで簡単に抜けるのかと思ったのですが、そうではありませんでした。
その二つ目の歯医者さんに紹介状を書いてもらいました。総合病院にある口腔外科に予約をとって、見てもらうことになりました。
総合病院で手術をするまで
2019年の秋には、総合病院に電話をして予約を取りました。
紹介状をもって総合病院の口腔外科にかかりました。
二つ目の歯医者さんが紹介してくれた先生がレントゲン写真を見ながらいろいろ説明を聞きました。
レントゲンには、過剰歯が写っています。上の歯茎の奥に過剰歯が存在します。
この歯は今の状況ではとらないでもそれ以上に影響する可能性はないようです。しかし、歯の矯正を行う歯医者さんは、過剰歯をとらないで、歯の矯正を進めてもよくないと言います。
歯並びをよくするために、歯の手術をするか、それとも歯並びはそのままにしておき過剰歯を抜かないでいくかという選択です。
ネットで調べても、過剰歯を抜くか抜かないかについては微妙な表現で場合によっては抜かないでいくこともあるようです。
しかし、私が選んだ歯医者さんは、歯の矯正をするなら過剰歯を抜いてくれと言うのです。
手術をする先生もレアな手術だと言います。
しかし、歯の矯正が目的なので、日を決めて予約をとりました。
手術日を3月31日と決めました。
手術までの日程は次のようです。
手術2週間前に術前検査を行う。(麻酔科の先生にも見てもらう)
3月30日に入院。
3月31日手術
4月1日退院
以上のような予約をとりました。
ところが、私の仕事の関係で、3月31日までと、4月1日からの保険の機関が変更することになりました。
健康保険がどうなるかということで、はっきりしないことや、4月1日に息子の退院を迎えに行けないことなどがあって、結局、手術日を変えることになりました。
本当は、春休み中だと、子どもにとっても良かったのですが、それができなくなりました。
手術日は7月28日になる。
術前検査と言って、手術2週間前にいろいろ検査をします。血の検査、心電図、麻酔科の先生との面談、手術をする先生との面談です。
本当は7月10日に術前検査をする予定でした。ところが、コロナウィルス感染が広がったために、学校が休校となり、期末テストなどの日が変更となりました。予定の7月10日は期末テスト日となりました。それで、事情を説明して、術前検査を1週間前の7月17日にしてもらいました。
採血をしに行った息子が戻ってこない。
採血をしに行った息子をずっと待っていたのですが、どれだけ待っても戻ってこないので、採血している場所に行って、息子が戻ってこないということを説明しました。すると、貧血をおこしたのか、倒れて、ベッドに寝かされていました。
私も、むかし、採血すると、青くなるということがありましたが、息子はそれ以上のようです。
麻酔科の先生からも話を聞きましたが、麻酔したときの話などきかされ、怖い思いをしたようです。
手術をする先生からもレアなケースの手術になることを聞かされました。もし、歯茎の内側からとりだせなければ、外側から切り開いて取り出すこと。神経はできるだけ切らないようにすること。結構奥にある歯をとることなど、聞けば聞くほど大変な手術だと感じさせられました。
正直怖いと思いました。
お医者さんは、「決めたなら、お手伝いさせていただく」というスタンスです。
手術すれば、100%安大丈夫とは言えないけども、その覚悟があるならしましょうということです。
手術を終えるまで
7月27日月曜日13時40分には、入院手続きを済ました。14時から入院ですが、20分前には来てねと言われていました。
入院に必要なものが言われていましたので、出発前には、持ち物を確認してから出発しました。
息子は教科書やアイパッド、携帯電話、着替え、バスタオル3枚、ティッシュ、歯磨きセットなどもっていきました。リュックとボストンバック2つを持って入院です。
7月28日いよいよ手術です。
手術前日には夕食がありましたが、手術日は朝から何も食べません。
息子の手術は11時半からです。
息子と一緒に手術室のある階まで行きました。言われた場所に誰もいないので私だけもどって確かめに行きました。その後、すぐに手術室に息子は入りました。
12時15分頃に看護婦さんが話しかけてきました。もう、終わったのかと思ったのですが、実はそうではありませんでした。どうやら麻酔が聞いて手術が始まったようです。それは後になってわかりました。妻は簡単に終わったと誤解していましたが、それは本当の手術が始まった時間なのです。
終わったと思った12時15分から本当に終わった時間は14時頃でした。終わるのが遅いと思った私は少し不安になってきました。最初は1時間から1時間半くらいで終わると聞いていたからです。
11時半に手術室に入り、終わったのが14時ということは2時間半ほど全部でかかったことになります。
手術をしてくださったお医者さんも大変だったろうと思います。2時間にもおよぶ手術をずっと集中して手術をしてくださったと思うと本当に感謝の思いです。
妻は、息子が戻ってきてくれた時には涙ぐんでいたようです。12時15分頃に看護婦さんが話しかけてきたときには簡単なものと言っていましたが、思った以上に手術時間がかかってやはり不安に感じていたのでしょう。
私も、無事手術を終えてもらいホットしました。昔、近くに住む人が歯の手術で死んだことを聞いていたので、万が一手術で死ぬことがあればと、考えもしましたが、神様に祈るしかないと思い直していたのです。
退院日のこと
退院日に病院に行くと、熱が高いことを言われました。そのまま高い状態が続くと退院日がもう一日伸びるかもしれません。しかし、その後、体温が下がっていきました。
手術の翌日に、歯のレントゲン検査をしました。息子は、そのレントゲンをとってすぐにその場に倒れたそうです。そのため、看護婦さんに連絡してもらい車いすで迎えに来てもらいました。
息子に聞くと、レントゲンをとったあとくらくらときてその場に倒れたそうです。
その後、手術をしてくださった先生から、レントゲンの結果を見せてもらい、確かに過剰歯がなくなっていることを見せていただきました。過剰歯は手術を終えた後、すぐに先生からとりだした過剰歯をもらいました。(プラスチックの入れ物に入っていました)
手術をしてくださった先生から聞きたいことはないかと問われ、食べ物のことなど聞きました。歯の矯正については、手術をしてくださった先生の許可が出てからと言ってもらいました。
退院時に支払ったお金は、75,210円です。これは、健康保険の3割負担の金額です。高額医療に対しては、いろいろ制度があるようですが、術前検査から手術までに1週間しかなく、書類を取り寄せる時間もありませんでした。共済保険の場合は、あとからいくらか戻るようです。
今回の手術に関して思ったことのまとめ
息子は、手術しないで歯の矯正はできないのかと言っていました。
しかし、過剰歯を抜かないまま歯の矯正をすることは歯医者さんは賛成してくれませんでした。
私も、何か爆弾(不発弾のようなもの)歯の矯正だけをするのは後で、その過剰歯のせいで、矯正がうまくいかなくなるのはどうかと思っていました。
結局、過剰歯を取り除いたので、安心して歯の矯正に取り組めると思いました。
歯の矯正は安くありません。
一つ目の歯医者のマウスピースで矯正する方法ではだめだと分かっています。
今度は、きちんとワイヤーを使ってきちんと歯の矯正ができれればと思っています。歯の矯正についてきちんとできたときには、また、このブログで報告します。
8月5日、手術後抜糸をしてもらう
7月28日に手術を行い、7月29日に退院しました。8月5日9時半に抜糸のために病院に予約がとってありました。
病院まで40分かかります。1時間前には家を出発しようと息子に声をかけました。
診察は混んでいて、予約の時間を過ぎて診察をしてもらいました。抜糸の処置を済ませました。
息子は痛いと思って緊張していましたが、抜糸の処置は縫ってある糸を取るだけで痛くなかったようです。
手術後はきれいになっていたのですが、上の抜いた歯の近くがやや黒ずんでいたため、先生から1週間後にもう一度病院に来てくださいと言われました。それがなければ、病院に行く必要はなかったのですが、行くことになりました。
帰りの車の中で、息子が下唇の内側が口内炎を起こしていたことを言いました。先生から、もう気になることはないですかと言われたときに、そのことを言えば良かったのにというと、昨日ほど痛くないからと言っていました。
術後息子が言っていたのは、その下唇の内側の口内炎(ぶつぶつ)だけでした。
家には、口内炎用の薬があったので、息子はそれを自分で縫っていました。
薬を出してもらいましたが、薬は、その総合病院ではなく、別の薬局でした。
8月12日診察してもらう。この時は、薬はありません。まだ口腔内の手術によって過剰歯をとり除いた所がじゅくじゅくしていたので、さらに様子を見るということ。
8月19日診察してもらう。前回より良くなっているもののまだ完全肉が浮き上がってきていないので、さらに様子を見るということ。
仕事の都合で送り迎えができないため1か月後の9月19日に予約をとりました。

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