宇宙がどうやって生まれたのか?
この疑問に対して神が創造したということを言うと、クリスチャンのような宗教を信じる人は素直にそう思えるかもしれません。しかし、無神論者は、ある日ビックバンが起きて宇宙が生まれたというようなことを言うかもしれません。
私はいろいろな思いから、神が創造したという考えに共感する方です。この考えに結論を出す必要はありません。
ただ、自分が生きている意味を問う時に、神の存在を前提として考えた方が自分の生きている意味を考えることができるのです。
無神論者の方はこれから私が言おうとすることは無視して戴いて結構です。
私は、宇宙は神のエネルギーを物質化させたものだと思っています。
その神はいつどのようにして生まれたのか?
この疑問に答えることはできません。
全ては原因があって結果があるはずです。神が存在するとしたら神が存在するようになった原因が存在するはずと考えるわけですが、それはわかりません。シルバーバーチも、「原初については存じていません」と言っています。
どれだけ問い詰めても神以前を理解することは不可能な世界です。
もし、神が語ることがあればもしかして、神がこの宇宙をどのように創造し、神がどのように生まれたのかを教えてくださるかもしれませんが、これは無理なことでしょう。
神以前はわからないとしても、神の存在以降については、キリストやシルバーバーチ、その他の宗教家が人間の存在の意味を教えてくれています。
第一の真実(だと私は思っている)は、人間は神の分霊である。
神の分霊なら神本来の神性を持っているはずです。なのに、私たちは大変人格として不十分です。自分中心の生き方をしてしまいがちです。どういう考え方がより高次のレベルかということに対して、何が正しいという基準があるのかという疑問があるかもしれません。その国の価値観によって正しさの基準は違います。
しかし、私は自分中心の考えより、全体を考えた考えの方がより次元の高い世界だと思っています。
この世においてはそれぞれいろいろな考え方をした人が自分こそ正しいという思いで生きていますが、結局はそれは「独りよがり」ということがあると思います。神の目から見てより高次な発想は何かを自問自答したいと思います。
神の完全性は、自然界や物理法則を見たときに感じる。
すべては、神の計算のもとに計画され実行されている。
位置エネルギーの法則
運動エネルギー、電気エネルギーなど、すべては決められた法則があって、その法則通りに自然界が動くようになっています。メダカの受精卵がメダカの赤ちゃんになるまでの流れも決められています。人間も同様です。受精後、赤ちゃんとして誕生するまでの流れは法則があります。
遺伝子そのものも、計画のもと設計され、それをうけつぐように仕組まれています。
種を植えれば、それがナスならナスがなるように計画されています。ナスの種を植えたのに、胡瓜がなるということはありません。
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